二塁からの“タッチアップ生還”が「ちょっと異常」 奇跡の爆走が「現実離れ」

米大学生の快足ぶりが話題
米大学生の快足ぶりが話題

21歳の米大学生が左中間への深い飛球で二塁から一気に生還した

 センターへ飛んだ深い飛球で、タッチアップした二塁走者が一気に本塁生還。米大学生の快足ぶりが話題となり、ファンは「テレビゲームのスピード」「電撃的!」と驚いている。

 超絶スピードで二塁から本塁を陥れたのは、ジョージア工科大のチャンドラー・シンプソン内野手だ。21日(日本時間22日)に行われたピッツバーグ大戦の5回無死二塁で、打者のケビン・パラダは左中間後方へ飛球を放った。中堅手のジョーダン・アンダーソンはウォーニングゾーン手前で飛球をキャッチ。三塁への中継に入った遊撃手に返球しているが、二塁走者のシンプソンは躊躇なく三塁を蹴り、一気に生還した。

 中堅手の動きがやや緩慢で返球もやや山なりだったとはいえ、“余裕”のホームイン。ジョージア工科大野球部や米メディア「ジョムボーイ・メディア」が公式ツイッターに動画を投稿すると、「スーパーな速さ」「二塁から本塁までの秒数を知りたい。これはちょっと異常だもん」「ワオ! これはとんでもない!」「ほぼ現実離れ」「迷いなく三塁を回っている」「これは相当なスピードだ」とファンはコメントを寄せた。

 シンプソンは21歳の遊撃手。今季は41試合に出場し、打率.422、出塁率.505、長打率.503、21盗塁と活躍している。MLB公式のドラフト有望株ランキング131位で、走塁に関しては80点満点で満点の評価。今後が楽しみな逸材だ。

【実際の映像】飛球で二塁から一気に本塁生還 「現実離れ」と称された米大学生の超絶スピード

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