顔面“ビーンボール”がストライク? 微妙な判定で大騒動「正しい」「残酷だ」
ボールを避けた勢いでバットを振ったとして球審はストライクと判定
■エンゼルス 5ー3 アスレチックス(日本時間22日・アナハイム)
投手の投球が顔付近へ。打者はこれを避けて倒れ込んだが、その際にバットも回ったとしてストライクと判定された。ファンからは「スイングはスイング」「振ろうとしてないじゃないか」と様々な意見が寄せられた。
アスレチックスのエルビス・アンドラス内野手は21日(日本時間22日)に敵地で行われたエンゼルス戦で、2点を追う9回1死の場面で打席に立った。カウント0-2と追い込まれ、エンゼルスの守護神ライセル・イグレシアスが投じた94.6マイル(約152キロ)は顔付近に。アンドラスはもんどりうって倒れ込んだが、その勢いでスイングしたとして三振になった。この判定にマーク・コッツェイ監督とアンドラスは強く異議を唱えた。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」が公式ツイッターに動画を投稿すると、賛否の意見が飛び交った。“ストライク派”は「残念ながら、これは正しい判定だ」「バットは完全に回っている。ハーフスイングですらない」「これはスイング……議論することもない」などと投稿。“ボール派”は「これは明らかにスイングじゃない。残酷だ」「恥ずかしい」と声を寄せている。