打者ブチ切れ「1番腹立たしい」 死球のはずが“三振”に賛否「容認できない」
手に150キロが直撃「しかし骨折は免れた。それはいいことだと思う」
■Dバックス 7ー6 カブス(日本時間22日・シカゴ)
投球が打者の手に直撃したのに、三振となった判定がファンの賛否を呼んでいる。話題となっているのは、21日(日本時間22日)に行われたダイヤモンドバックス-カブス戦。死球か、スイングかの微妙なラインに「100%馬鹿げた判定」「スイングしているし、体に当たるような球を振ることを悔やむべき」と様々な声が上がっている。
初回1死で、カブスの先発ジャスティン・スティールがフルカウントから93マイル(約150キロ)を投じた場面だった。内角の球に対し、左打席に立つジョシュ・ロハスはスイングを試みたが、グリップエンド近くの手に当たった様子。打席を外れて飛び跳ねながら痛みを堪えたが、判定はストライク。空振り三振に、球審へと詰め寄った。ロハスはその裏にヨニー・ヘルナンデスと交代した。
打者にとっては不運にも思える判定を米メディア「ジョムボーイ・メディア」がツイッターで「ジョシュ・ロハスは手にボールが直撃するも、三振となった」と紹介。ファンもそれぞれ思うところがあるようで「正しい判定」「容認できない」「判定(の質)はどんどん悪くなっている」などと意見が分かれた。
ダイヤモンドバックスの地元紙「アリゾナ・セントラル」によると、ロハスはX線検査の結果、打撲と診断された。「すごくホッとしたよ。腫れるまでに時間がかからなかったから、ナーバスになっていたんだ。1番腹立たしいのは、あの場面で三振となったこと。しかし骨折は免れた。それはいいことだと思う」と語っていた。