161キロ変化球を「どうやって打つんだ」 “超絶魔球”に「うめき声あげちゃった」
ヒックスは右打者の外角と内角いっぱいに161キロシンカーを投げた
■ブルージェイズ 8ー1 カージナルス(日本時間25日・セントルイス)
最速105.1マイル(約169.1キロ)を誇るカージナルスのジョーダン・ヒックス投手が24日(日本時間25日)に本拠地で行われたブルージェイズ戦に先発。100マイル(約161キロ)のシンカーを内外角に投げ分け、ファンを仰天させている。どちらもコースいっぱいに決まっており、「1球目にうめき声あげちゃった」と驚きの声を寄せている。
ヒックスはジョージ・スプリンガーを打席に迎えた2回に衝撃投球を披露した。1球はフロントドアの軌道で外角いっぱいに決まり見逃しストライク、もう1球は内角いっぱいに161キロシンカーを投じ、空振りを奪っている。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに「ジョーダン・ヒックスのやばい100マイルシンカー」として動画を投稿。ファンは「こういう球をメジャーの打者はどうやって打つんだ」「痺れる球投げるね」と声を寄せた。
米データ分析会社「コーディファイ・ベースボール」も公式ツイッターで「(内外角ギリギリに決まりつつ)共に100マイル出ている。不公平だ」と絶賛したヒックスの2球。この日は3回0/3で4安打5四球3三振4失点と苦しんだが、“見せ場”はしっかりつくった。