「これで退場にしたんかよ」 唐突な“不条理”判定に打者もファンも実況も大困惑
メジャー5位の超有望株ボルピーが見逃し三振を喫した際に起きた
一瞬の退場劇にファンが驚きの声を上げている。見逃し三振を喫し、バットで足をたたきつけて放り、ヘルメットを脱いだところで球審が退場を告げる。困惑の表情を浮かべる打者に「これで退場にしたんかよ」「一体全体何についてだ?」とファンが同情している。
問題のシーンは、ヤンキース傘下2Aサマセットの試合で起きた。ヤンキース傘下チーム専門サイト「ピンストライプド・プロスペクツ」のマット・カルドス記者のツイッターで「ヘルメットを脱いだ瞬間、審判が退場処分を言い渡したように見える」として公開。22日(日本時間23日)のレディング戦、アンソニー・ボルピーが退場処分を受けると、実況も「彼はとても困惑しているように見えます」「彼が退場させられたのが信じられません」と話している。
「1番・遊撃」で先発したボルピーは先頭打者本塁打を放つなど3打数2安打1打点の活躍を見せていたが、5回の第3打席に見逃し三振を喫し、まさかの退場となった。ボルピーはMLB公式が選ぶヤンキースの球団プロスペクトランキング1位で、メジャー全体でも5位の超有望株。「冗談だろ」「これは本当に愚かだ」「審判を退場させろ」と同情するファンが続出した。