大谷翔平の投打に信頼 打撃低調&蓄積疲労の懸念も指揮官「登板日に打つのが大好き」
27日ブルージェイズ戦も投打同時出場の見込み「今のままでいく」
■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間26日・アナハイム)
エンゼルスのジョー・マドン監督は25日(日本時間26日)、リアル二刀流・大谷翔平投手への変わらぬ信頼を口にした。本拠地・レンジャーズ戦前に報道陣の取材に応じ、「ショウヘイは登板する試合で打つのが大好きだ。我々は彼が試合に影響を与えられると信じているし、私もそう思っている」と語った。
1番・ウォードが20日(同21日)の試合で外野フェンスに激突した影響で戦線離脱している。投打同時出場による疲労も懸念されるが、「ウォードが完全に復帰できるまで、またはショウヘイが本当に休みが必要な時までは、今のままでいく」と語り、「去年から我々は確立させている。私には、彼が疲れているようには全く見えない。それは彼のほうから言ってくれないといけない。彼がよく動けていて、よく走れている限りは」と続けた。
ここまで打率.256と今ひとつ結果がついてこない。「打率はまだあるべきところにないことは分かっているが、そのうちそうなると分かってる。だから彼が私に違うことを言うまではこのプロセスのままでいく」と昨季と同じように出場の可否を任せるとした。
26日(同27日)の本拠地ブルージェイズ戦では今季4勝目をかけて先発マウンドに上がる。マドン監督は「まだ彼とイッペイに確認していないがね」としたものの、リアル二刀流での出場が濃厚だ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)