少年からボールを“強奪” 男性に非難の声殺到「重い窃盗罪だ!」「大人げない」
ジャッジは観客の子どもにボールを手渡そうとしたが…
■ヤンキース 7ー6 オリオールズ(日本時間25日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が少年ファンに手渡そうとしたボールを、男性が“強奪”したとして話題になっている。少年は残念そうな表情を浮かべており、「こんなの見たくない」「これは粋ではない」などの声があがっている。
24日(日本時間25日)に本拠地で行われたオリオールズ戦の8回。一塁線に飛び、フェンスに当たってライト付近に転がったファウルボールを拾い上げたジャッジは、一塁側後方のスタンドに向かってボールを投げたがファンはキャッチできず。そのボールを再び拾うと、グラブを着けていた少年に手渡そうとした。ところが、男性ファンが後方から手を伸ばして“強奪”。少年はその瞬間、「あー」と声を上げ、首を振りながら席に戻り、悲しそうな表情をしている。
地元紙「NYポスト」は「ヤンキースファンが小さな子どものグラブからアーロン・ジャッジのボールを盗む」との見出しで詳報。地元テレビ局「YESネットワーク」で解説を務めるポール・オニール氏の「あれは重い窃盗罪だ! 見てくださいよ。小さい子どもがグラブに(ジャッジからのボールを)入れようとしたのに」という発言を伝えている。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」は“強奪シーン”の動画を公式ツイッターに投稿。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者は自身のツイッターに「トロントで、ブルージェイズのファンがジャッジのHRボールを若いヤンキースファンにあげた時の話を覚えていますか? こちらはその逆!」と記すと、ファンは「まさに大人気ない」「嫌な奴だ!」「ニューヨーク、ニューヨーク! これ以上なんと言えば?」などとコメントが寄せられた。