大谷翔平、8回の代打交代は「腰部の張り」 マドン監督が説明、6回5失点で3敗目

ブルージェイズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ブルージェイズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

投球内容にも険しい表情「ベストな登板ではなかった」

■ブルージェイズ 6ー3 エンゼルス(日本時間27日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地・ブルージェイズ戦で今季3敗目を喫した。「3番・投手兼DH」で出場し、6回6安打5失点10奪三振で降板。打っては2打数0安打1打点。8回の打席では腰部の張りのため、代打を送られた。チームは3-6で敗れて2連敗。ジョー・マドン監督は試合後「彼のベストな登板ではなかった」と話した。

 初回、スプリンガーに先頭打者弾を浴びて先制点を献上。3回にはビシェットの2点二塁打など3安打で3失点。6回には昨季、本塁打王を争ったゲレーロJr.にソロを浴びた。今季3度目の2桁三振を奪ったものの、2被弾を含む6安打5失点。5日(同6日)の敵地・レッドソックス戦以来の勝ち星はならなかった。

 マドン監督はこの日の大谷の投球について「シャープさが欠けていた。球速は最近と違って最大値が出ていなかったし、スプリットは良い時もあったが、そうでないときもあった。どの球も安定していなかった。非常に良い時もあれば、そうでないときもあるという感じ」と険しい表情だった。

 今季からは“大谷ルール”で降板後もDHとして出場を続けることができるが、8回の打席で代打ウォードが送られた。指揮官は交代の理由について「腰部に張りがあった。深刻なことではないが、少し張りがあるということだったから無理はさせないでおこうと思った」と説明。27日(同28日)の起用については「まだ彼と話していない。おそらく明日の朝には分かるだろう」と話すにとどめた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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