阪神、先制の絶好機逃す“走塁ミス” ベンチの矢野監督首かしげる…20イニング無得点
佐々木朗希相手に4回1死三塁の先制チャンスも…走塁ミスで水の泡
■ロッテ ー 阪神(交流戦・27日・ZOZOマリン)
阪神は27日、ZOZOマリンスタジアムでのロッテとの交流戦で、絶好の先制チャンスを逃した。佐々木朗希を相手に4回1死三塁のチャンスを作ったが、佐藤輝の二ゴロで三本間で挟まれてアウトに。さらに佐藤輝の暴走で再び挟殺され、思わずベンチの矢野監督は首を傾げた。
立ち上がりから抜群の投球を見せていた佐々木朗に対し、4回は先頭の中野の投ゴロを佐々木朗希がファンブルして出塁。続く大山の打席で暴投があり、中野は二塁へ。大山の三ゴロの間に三塁まで進んだ。4番の佐藤輝はチャンスで直球を打ち損じて二ゴロに。中野が挟まれている間に佐藤輝は三塁まで行こうとしたが、二、三塁間に挟まれてあえなくタッチアウトとなった。
矢野監督の険しい表情とは裏腹に、ピンチを脱した佐々木朗は笑顔。阪神は4回まで20イニング連続無得点。令和の怪物からの1点がなかなか遠い。