謎の“守備妨害”に監督ブチ切れ…真っ直ぐ走ったアウトに賛否「これは酷い」

審判の判定に抗議するアスレチックスのマーク・コッツェイ監督【写真:ロイター】
審判の判定に抗議するアスレチックスのマーク・コッツェイ監督【写真:ロイター】

ファウルラインの内側を走って送球を邪魔したとして打者走者はアウトになった

■レンジャース4-1アスレチックス(日本時間27日・オークランド)

 セーフティバントを転がし、一塁送球が逸れる間に二塁へ。してやったりの“バント安打”と思いきや、ファウルラインの内側を走って送球を邪魔したとみなされアウトになったプレーが話題になっている。指揮官は送球が「捕球できないものだった」と抗議。ファンの間では「絶対に正しい判断」「これは酷い」と賛否が飛び交っている。

 アスレチックスのクリスチャン・ベタンコートは26日(日本時間27日)に本拠地で行われたレンジャーズ戦の7回無死、セーフティバントを一塁側に転がした。捕球したマーティン・ペレス投手がトスした送球はベタンコートと重なる形になり、一塁手のネイト・ロウは捕球できず。ボールが転々とする間に二塁に達した。

 ところが、審判は守備妨害を適用してアウト判定。アスレチックスのマーク・コッツェイ監督は頃を不服として抗議している。AP通信によると、同監督は「ベタンコートが両足をボックス(スリーフットライン)内に入れていなかったとのことだった。私からすれば議論のポイントは送球だ。ファウルラインから大きく外れて捕球できないものだった」と主張している。

 米メディア「ジョムボーイ・メディア」や「FOXスポーツ」が公式ツイッターに動画を投稿するとファンの意見は真っ二つ。リプレー検証対象外のプレーについて「正しいコールだ」「問題ない」「このコールは理解できる」と賛同する意見や、「どこが走路から外れている?」「馬鹿げている」「審判にはいつも驚かされる」と非難する声も上がっていた。

【実際の映像】 ファウルラインの内側を走っている? 賛否の声が上がった守備妨害判定

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