大谷翔平とは「特に張り合おうと思う」 ゲレーロJr.が明かす二刀流への畏敬の念
エンゼルス戦は「興奮する、もっと全力を尽くそうと思う」
昨季48本塁打でタイトルを手にしたブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手。26日(日本時間27日)のエンゼルス戦では、大谷翔平投手から初本塁打となる9号ソロを放って勝利に貢献した。同日の試合前に報道陣の取材に応じた23歳は「投球も打撃も走塁も全て全力を尽くす」と大谷に尊敬の眼差しを注いだ。
昨季は本塁打王争いで大谷に2本差をつけてタイトルを手にし、ア・リーグMVP投票では大谷に次いで2位。ゲレーロJr.にとって大谷はどんな存在なのか。「彼は素晴らしいアスリート。投球、打撃、走塁さえもなんでも懸命にやる。アンビリーバブルだよ。持てるものを全て出してくる。勝つために全てを尽くす。他に何を求められるだろう」と尊敬の思いを隠さない。
だから、エンゼルス戦は特別なようだ。「興奮している。オオタニやトラウトのような選手と対戦できるなんて。もっと全力を尽くそうと思うし、彼らのような選手を相手にすると、特に負けないように張り合おうと思う」。エンゼルス戦は今季計8試合が組まれているが、その初戦で大谷から左翼ポール直撃の9号ソロを放った。良き“ライバル”との直接対決はモチベーションを高めるようだ。
「違う点は明らかで、僕は投げられない(笑)。似ている点は、2人ともホームランを打つということだ」と自らと大谷を比較したゲレーロJr.。打撃技術については「僕と同じで球がそこになければスイングしない。そういう打者だ」と独特な表現で賛辞を贈った。スーパースター同士の“ライバル対決”は今後、どんなストーリーを描いていくだろうか。
(Full-Count編集部)