鷹4年目捕手・渡邉陸、プロ初安打が3ラン! 初スタメンでの豪快弾に球場どよめく
「初のヒットがホームランで素直に嬉しいです」
■ソフトバンク ー 広島(交流戦・28日・PayPayドーム)
ソフトバンクの渡邉陸捕手がプロ初スタメンで初安打初ホームランを放った。28日に行われた広島戦。2回の第1打席でプロ初本塁打となる3ランを放った。
1点を追う2回だ。広島先発の森下の暴投、柳町の適時打で逆転に成功すると、なおも1死一、二塁で渡邉陸が打席へ。1ストライクからの2球目。森下のストレートを捉えると、打球は高々と舞い上がり、左翼ホームランテラス席へ。リードを広げる3ランとなった。
24日のDeNA戦からプロ初の1軍昇格を果たした渡邉陸。この日は昨季2軍でコンビを組んだこともある同じ育成出身の大関が先発ということでプロ初スタメンのチャンスが巡ってきた。もともとバッティングを高く評価されていたが、スタメンの第1打席で豪快なアーチ。一塁ベースを回ったところで右拳を握ってガッツポーズを決めていた。
記念すべき一発を放った渡邉陸は球団を通じて「先制を許してしまい、打撃で取り返そうという気持ちで、しっかり自分のスイングをしようと心掛けました。スタメンで起用していただいた中で、まずホ-ムランという最高の結果でこたえることができて良かったです。初のヒットがホームランで素直に嬉しいです」とコメントしていた。