「ここまでやるとは…」　初スタメン鷹・渡邉陸が2本塁打、藤本監督は驚き連呼

初のスタメン出場でプロ初弾からの2打席連続含む4打数3安打5打点

■ソフトバンク 11ー1 広島（交流戦・28日・PayPayドーム）

　ソフトバンクは28日、本拠地で広島に11-1で大勝した。「9番・捕手」でプロ初のスタメン出場となった4年目の渡邉陸捕手が、2回の第1打席でプロ初安打、初本塁打となる3ラン。続けて4回には2打席連続となる2号ソロ、6回には左前適時打と3安打5打点の大暴れを見せた。藤本博史監督は試合後「ここまでやるとは思わなかった」と驚きの言葉を残した。

　渡邉陸は2回1死一、二塁の好機で打席に入ると、広島先発の森下から左翼ホームランテラスにプロ初弾となる1号3ランを放り込んだ。さらに4回1死の打席では再び森下からソロ。7回の第3打席でも三遊間を破る適時打を放ち、4打数3安打5打点の大爆発だ。

　これには、チャンスを与えた側の藤本博史監督も仰天。「バッティングはいいものを持っていると思っていたけど、ここまでやるとは思わなかった。すばらしいですね。すごかったね」。驚くしかないといった様子で何度も繰り返した。

（Full-Count編集部）