中田翔、古巣ハムから特大弾で全12球団本塁打 移籍後初の札幌Dで392日ぶりアーチ
27日はスタメンを外れ、そのまま出番なく欠場した
■日本ハム ー 巨人(交流戦・28日・札幌ドーム)
巨人の中田翔内野手が28日、敵地で行われた日本ハム戦で特大の5号本塁打を放った。移籍後初めての札幌ドームでの試合でアーチを放ち、これで全球団本塁打を達成した。
9回無死二塁、望月の高めを捉えると、打った瞬間に本塁打を確信。打球は長い滞空時間を経て左翼席の上段付近に着弾した。札幌ドームがどよめきに包まれる中、中田は悠然とダイヤモンドを回った。
この日は4-3の7回2死一、二塁から代打で登場。「代打・中田」のコールに日本ハムファンからも温かい拍手が送られ、長くともに戦った宮奈氏から中前適時打を放った。そのまま一塁の守備に就き、9回に特大弾をお見舞いした。
プロ入りから14年目までを過ごしたかつての本拠地。初戦となった前日27日はスタメンを外れて出番なく欠場したが、2戦目のこの日に一振りを見せた。札幌ドームでの本塁打は、昨年5月1日西武戦以来、392日ぶりとなった。