2年間温め「出すなら今だ!」 ハマる人が急増…日本ハム“きつねダンス”誕生秘話
原曲はノルウェーのコメディーデュオが歌う曲
リン・ディン・ディン・ディン・ディンガ・リンガ・ディン……この文字を読んでメロディーが浮かび、体が動き出してしまったあなたはもう立派な「きつねダンス」中毒者! 日本ハムが本拠地・札幌ドームでの試合中、主に試合前半のイニング間イベントとして行っているきつねダンスが今、動画サイトやSNSで注目を集め、1度ダンス動画を見てしまうと何度も繰り返し見てしまう“きつねダンス沼”にハマる人が急増中なのだ。
頭から離れなくなるクセになるメロディーと、繰り返し見たくなるほどかわいいファイターズガール(球団オフィシャルチアチーム)のダンス。この気になる「きつねダンス」について球団の担当者に、またグラウンドで実際にダンスをしているファイターズガールのメンバーに話を聞いた。
今回話を聞いたのは、ファイターズ スポーツ&エンターテイメントの尾暮沙織さん。どのようなきっかけで「きつねダンス」は誕生したのだろうか。
「球団マスコットのフレップ(きつねをモチーフとしたマスコットでフルネームはフレップ・ザ・フォックス)にかけた音楽やパフォーマンスを作りたいと思っている中、2年前にこの楽曲を見つけました。今シーズンから球場演出を一新するにあたり、出すなら今だ! と企画提案をしました」
きつねダンスで使用しているのは、2012年に発売されたノルウェーのコメディーデュオ・Ylvis(イルヴィス)が歌う「The Fox (What Does The Fox Say?)」。「きつねはどんな鳴き声?」と想像する鳴き声をシャウトし続ける内容で、発売当時全米シングルチャートをにぎわし、動画サイトで公開されたミュージックビデオはすでに10億回(日本語字幕版で252万回)再生を越えるほどの大ヒットを記録した楽曲なのだ。