“背中越し”の爆肩発動が「冗談ですよね」 膝付き二盗阻止に「なんて送球だ」
左打者の足元に食い込む球を捕球→そのまま打者の背後から二塁送球
“未来のメジャーリーガー”がしのぎを削るマイナーリーグ。金の卵たちは時にとてつもないプレーを見せる。2Aの試合では、捕手が片膝を突いて打者の背中越しに二塁送球して盗塁を阻止。実況アナは「冗談ですよね?」と驚きの声を上げている。
スーパー送球を見せたのは、マリナーズ傘下2Aアーカンソーに所属するジェイク・アンチア捕手だ。25日(日本時間26日)に行われたダイヤモンドバックス傘下2Aアマリロ戦の5回無死一塁、右腕ドラードが投げた変化球は左打者センテノの内角低めに外れた。これを捕ったアンチアは右膝を突いた状態で、センテノの背中越しに横手から二塁へ送球。ボールはノーバウンドで二塁に達し、二盗を試みた走者をアウトにした。
マイナーリーグ公式ツイッターは「週間トッププレー(5月19日~25日)」に選出されたプレーの1つとしてアンチアの“曲芸&爆肩送球”を動画で紹介。実況アナは「なんて送球だ! 冗談ですよね? 内角低め足元付近に来たボールをキャッチし、打者の背中越しに投げました」と興奮気味に伝えている。