大谷翔平の“サイボーグ評”が一変 同僚が語るMVP男のリーダーシップ「スペシャルだ」
NPB時代から変わらぬ野球人ぶりにも変化…特大サングラスで映画スターに変身
と、ここまではNPB時代と変わらぬ野球人ぶり。2017年まで同僚だった杉谷拳士内野手から例えられていた「野球サイボーグ」そのものだ。だが、今はときどき人間的な面白さも見える。
例えば15日(同16日)の敵地・アスレチックス戦。試合中にベンチでガイエゴコーチの大きなサングラスを拝借し、映画スターのような姿に“変身”してチームを盛り上げた。マーシュは笑顔で振り返る。
「あれは面白かったね。愉快な部分が一瞬出たね。スペシャルだ。ショウヘイは最高だよ」
同僚だけでなく、ロッカールームではバットボーイのスティーブ・パルドくんら裏方とも日本のアニメの話で盛り上がっているという。
アップトンがチームを去り、今や主砲のトラウトに次ぐ古株となった。チームは今季ワースト5連敗で、敵地・ヤンキース3連戦に臨む。
「いいチームなので特に何かを変えることなく、1試合1試合頑張りたいなと思います」。チームの劣勢を吹き飛ばす姿を期待したい。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)