今季最長151m超特大弾が「ボンズの領域」 同僚ペッコリの「モンスターショット」

151メートル弾を放ったマーリンズのヘスス・サンチェス【写真:AP】
151メートル弾を放ったマーリンズのヘスス・サンチェス【写真:AP】

マーリンズのヘスス・サンチェスが驚嘆アーチ「あのボールにも家族がいたんだぞ」

■ロッキーズ 7ー1 マーリンズ(日本時間31日・コロラド)

 マーリンズのヘスス・サンチェス外野手が30日(日本時間31日)、敵地でのロッキーズ戦で超特大弾を放った。右翼にかっ飛ばした5号ソロは、メジャー今季最長となる496フィート(約151.2メートル)。同僚もあんぐりとペッコリ最敬礼する衝撃弾に、ファンも「なんてこった」「これはボンズの領域だ。ワオ」と腰を抜かした。

 両チーム無得点の2回2死で、5球目に来た内寄りのスライダーをしこたま振り抜いた。打球は大きな放物線を描いて右翼スタンドへと消えていく。異次元の当たりに、ベンチのチームメートは両手を挙げて深く腰を折った。高地に位置する“打者天国”のクアーズフィールドとは言え、規格外の一発だった。

 MLB公式サイトによると、同球場で左打者としては史上最長弾に。これまで今季最長は4月14日(同15日)のレンジャーズ戦でエンゼルスのマイク・トラウト外野手が放った472フィート(約143.9メートル)だったが、7m以上も上回った。

 MLB公式がツイッターで映像を公開。ファンも「モンスターショット」「文字通りのムーンショット」「ヘスス、あのボールにも家族がいたんだぞ……」と驚きを隠せないようだった。

 2015年にスタットキャストが導入されて以降、史上3位の飛距離に。ちなみに2位は2016年にジャンカルロ・スタントン(当時マーリンズ)が放った504フィート(約153.6メートル)、1位は2019年にノマー・マザラ(当時レンジャーズ)が打った505フィート(約153.9メートル)。

【実際の映像】飛びに飛んだ驚愕のアーチが「ボンズの領域」 今季最長151m弾が「モンスターショット」

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