投手・根尾の“魔球”は「モノになる」 元中日エースも驚き「もっと幅が広がる」
元中日エース・吉見氏が太鼓判、プロ2度目の登板は「格段に良かった」
中日・根尾昂外野手の“投手挑戦”は、様々な意見がある中で期待を抱く声も多い。29日のオリックス戦(京セラドーム)でのプロ2度目の登板を、元中日エースの吉見一起氏は絶賛。解禁した“落ちる球”は魔球の気配も漂い「自分の中で制御できるようになれば、もっと簡単に抑えられる」を目を見張った。
大量ビハインドの8回に登板した根尾。注目の一球は、1死後に迎えた宗への初球だった。低めの138キロはボールとなったが、吉見氏は「モノになるのかなと思いました」と強調。ストライクゾーンからボールゾーンへの落ちていたことや、腕の振りが緩んでいなかったことを挙げ「もっともっと(投球の)幅が広がると思う」と期待した。
まだ投手としては2試合の登板で、球種もストレートとスライダーが中心。それでも初登板に比べて「格段に良かった」と、吉見氏は自身のYouTubeチャンネルで力説する。外野をやったり、遊撃をやったり、投手をやったりと賛否もある中で「いろんな視野で見て、これからの野球人生で生かしてほしい」をエールを送った。