3年前の約束が現実に… “新庄剛志になりたかった男”が語るビッグボスの魅力とは

すぐに芽生えた次の思い「来年の新球場で…」

 新庄氏が日々戦う札幌ドームで、感謝の思いを込めて声を張り上げた。“新庄選手”ではなく“新庄監督”だったが、あの日2人で交わした約束は、2万7000人超のステージで実現した。ビッグボスは「よかったです。さらいいい歌をつくってメジャーアーティストになってもらえるように。なれと。いい歌いっぱいあるんですよ、本当に」とうれしそうだった。

 その思いに応えるように、万感のHARTYにはすぐに次の目標が生まれていた。

「新庄剛志さんが本当に好きで、この人になりたいと思って生きてきました。でもたぶん、これでいったん巣立たされる気がしています。“ここからは俺の力を借りずに、自分の力で行けよ”と言われそう。だから、来年の新球場で“HARTYどうしても来てくれないか”って言われるように力を付けたいと思います」

 ビッグボスの最大の魅力を「人を本気で信じて本気にさせる力があることじゃないかと思います。毎回会うたびにグッと引き寄せられる。それが何かというと難しいですが、人を愛する力がそうさせるんじゃないですかね」と話すHARTY。自らもまた、新庄剛志から信じられ、本気にさせられた1人だった。

○著者プロフィール
町田利衣(まちだ・りえ)
東京都生まれ。慶大を卒業後、スポーツニッポン新聞社に入社。2011年から北海道総局で日本ハムを担当。2014年から東京本社スポーツ部でヤクルト、ロッテ、DeNAなどを担当。2021年10月からFull-Count編集部に所属。

(町田利衣 / Rie Machida)

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