岡本和真がセ単独トップの17号 村上に並ばれた翌日の“奪還劇”、スタンドは大歓声
3日の佐々木朗希粉砕に続く驚きの当たり
■巨人 ー ロッテ(交流戦・5日・東京ドーム)
巨人の岡本和真内野手が5日、東京ドームで行われたロッテとの交流戦でセ・リーグ単独トップに立つ17号2ランを放った。4日、神宮球場で行われた試合でヤクルトの村上宗隆内野手が16号2ランを放ち並ばれていた。らしい逆方向への一撃に、本拠地のスタンドは大歓声に包まれた。
巨人が2-5と3点を追う5回、2死一塁で打席に立った岡本和はロッテ先発・本前の2球目カットボールを逆らわず、逆方向へ運んだ。中堅右のスタンドに舞い降りる雄大な打球に、打った瞬間“確信歩き”を見せた。
岡本和は3日、ロッテの佐々木朗希から16号を放ちセ単独トップに立っていた。プロ野球28年ぶりの完全試合や1試合19奪三振を達成するなど、話題を独占している佐々木朗に本塁打を浴びせた打者は今季、岡本和が初めて。
昨季もセ・リーグの本塁打部門は岡本和と村上の激しい争いとなり、39発でタイトルを分け合った。今季はどんな展開となるだろうか。