63発ペースで打ちまくるジャッジの“適正価格”はいくら? 記者は総額337億円と予測
開幕前に7年総額285億円の提示を「拒否」、大活躍でさらに巨額に…
今季すでに22本塁打を記録し、アメリカン・リーグの本塁打部門を独走しているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の周辺が騒がしくなっている。成績を残せば残すほど、再契約の条件が上がるためだ。地元紙「NYポスト」のポッドキャスト番組「The Show」に出演した記者は、チーム最高となる年3600万ドル(約48億1000万円)での7年契約、総額2億5200万ドル(約336億8500万円)を最低ラインと見ているようだ。
ジョン・ヘイマン記者は「彼に相応のお金を払え」と主張している。シーズン前、ジャッジはヤンキースに「年俸3600万ドル(約48億1000万円)のマイク・トラウト外野手(エンゼルス)のような契約が欲しい」と伝えたとされるが、球団は逆に年俸3050万ドル(約40億7400万円)をオファーした。
ヘイマン記者は「彼は望んだ金額にふさわしい活躍をしている。私は彼が最大のスターだと思っている」と発言し「ヤンキースは年3200万ドル(約42億7400万円)までなら払うつもりのようだ。それならあと400万ドル足せばいいだけ。ヤンキースにとっては小さな額だ」と続けた。
さらに、シーズン中の契約延長を叶えるために、どんな条件を用意すべきかという質問にヘイマン記者は「年3600万ドルで、7年」と即答。総額2億5200万ドルという巨額となる。
根拠として、ヤンキースは既にエースのゲリット・コール投手に年3600万ドルを払っていることを指摘。ヘイマン記者は「ジャッジはもうすぐFAになる。チーム最大のスターは、球界で最高額の報酬を得ている選手と同等に扱われるべきだ」と指摘。
ジャッジはシーズン前に、7年総額2億1350万ドル(約285億2000万円)での契約延長を拒否している。記者が最低額と見る金額との差は約51億6500万円。年間63発ペースで打ちまくるジャッジの新契約は、いったいどこまで大きくなるのか。
(Full-Count編集部)