ソフトバンクと阪神、対照的だった攻撃 専門家が指摘する「点が取れる状況作り」

「点を取れる可能性を広げるためにどうやっていくか」

 中野、近本、佐藤輝の上位打線で何とか1本を期待したが結果は無得点。仮に走者を三塁に進めていれば相手に与えるプレッシャーも違い、犠牲フライ、暴投などで1点を奪える可能性もあった。

 前日の試合も7安打を放ったが好機を活かせず完封負け。7日・同戦の7回から21イニング無得点と打線はつながりを欠いている。それだけに「中野も投ゴロにはなったが、意識は進塁打だった。打者としての考えは間違いじゃないだけに難しいところ。ただ、点を取れる可能性を広げるためにどうやっていくか」と野口氏。

 開幕からの課題だった打線のつながり。「いい攻撃ができない中でいかに点を取ることができるか」。残る交流戦はオリックスとの3連戦。関西対決で勝ち越しを決め、リーグ再開に向け弾みをつけたいところだ。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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