なぜ追いつく“狂気の30cm”が「素晴らしい」 振り返った走者絶望の「守備範囲エグ」

阪神・近本光司【写真:荒川祐史】
阪神・近本光司【写真:荒川祐史】

阪神・近本が見せた異次元の美技「守備力は本当にイカれてる」

■ソフトバンク 4ー0 阪神(交流戦・9日・PayPayドーム)

 阪神の近本光司外野手が9日、猛烈な“地上30センチ”キャッチで敵地をどよめかせた。PayPayドームでの阪神との交流戦。広大な右中間にポトリと落ちそうな絶望打球に追いついた美技に、ファンからは「さすが魔術師近本というべき好守!」「守備範囲エグ」と驚きの声が上がった。

 1点ビハインドの2回無死一塁で、ソフトバンクの三森がちょこんと当てた打球は右中間の前方に落ちるかと思われた。一塁走者の今宮はエンドランでスタートしていた中、中堅の近本は迷いなく猛ダッシュ。あと30センチほどで落ちそうな打球に、体とグラブを滑り込ませて好捕した。

 今宮は戻れるはずもなく、近本は即座に立ち上がって一塁に送球してアウトに。昨季ゴールデングラブ賞を獲得した名手の大ファインプレーを「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeがたまらず好プレー集の中で紹介。ファンも「近本の守備力は本当にイカれてる」「近本ほど素晴らしいセンターもなかなかいない」と絶賛するしかなかった。

【実際の映像】狂気の“地上30cm”が「素晴らしい」 阪神・近本の超絶キャッチが「守備範囲エグ」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY