大谷翔平も仰天「恐怖の瞬間」 あと数cmで大惨事…米メディア「オーマイガー!」

「2番・投手兼DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
「2番・投手兼DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

身の毛がよだつ瞬間「顔に折れたバットが当たるまであと数インチ」

■エンゼルス ー Rソックス(日本時間10日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手を襲った“恐怖”に、米メディアも背筋を凍らせた。9日(日本時間10日)に本拠地で行われたレッドソックス戦での2回、折れたバットが顔面のすぐそばを通過。少しでもずれていたら大惨事の場面に、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は「オオタニにとって恐怖の瞬間」と伝えた。

 本拠地がどよめいた。2回1死三塁のピンチで、コルデロが二ゴロを放った直後だった。大谷は打球方向を向く中、粉砕されたバットがマウンドに向かって一直線。頭部をかすめるように通過すると、全く気づいていなかった大谷は遅れてビクッと反応した。

 エンゼルスの地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の実況パトリック・オニール氏は絶叫。「オー、バットに気をつけて! 折れたバットがどこかに当たっていたかもしれません。彼の顔のすぐ近くを通り、とても危険でした」と冷や汗をかいた様子だった。

 大の大谷ファンとして知られる「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏も「オーマイガー!」と悲鳴。至宝の二刀流に何事もなかったことに安堵し「顔に折れたバットが当たるまであと数インチというところだった! ワオ」と振り返っていた。

 大谷は危機にも動じず、初回から快投。球団ワースト14連敗からの脱出を目指し、最速101マイル(約162.5キロ)を記録するなど気迫の投球で7回を4安打1失点。4勝目の権利を得て降板し、“大谷ルール”で打者として出場を続けている。

(Full-Count編集部)

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