最速170キロ大学生がまたも“超速球” 荒ぶる猛烈軌道に打者絶望「ばけもんすぎ」
分析家も大注目のベン・ジョイス、4回途中から3回1/3を2安打5奪三振無失点
最速170キロを誇る大学生投手が放つ“超速球”の進化が止まらない。米テネシー大の3年生ベン・ジョイス投手は、10日(日本時間11日)のノートルダム大戦でも軽々と火の玉ボールを披露。打者のスイングが“着払い”する無双ぶりは強まるばかりで、ファンも「ばけもんすぎ」「どうやってこの球に当てるんだ」と困惑している。
ジョイスは4回途中から3番手として登板。2死一塁の場面で、早速ボールが唸りを上げた。103マイル(約166キロ)で空振り三振に。打者は、捕手のミットにボールが届いてからスイングしているように見えるほどタイミングが遅れていた。試合には敗れたが、3回1/3を投げて2安打5奪三振で無失点の好投だった。
期待感を増すスピードボールは、磨きがかかっているようにも見える。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られ、日本にもファンが多い投球分析家ロブ・フリードマン氏も日頃からチェックする逸材。紹介した映像には、ファンから「(打てる)チャンス無し」「打者がスイングを開始するときには、ボールが既にミットの中にあるみたい」などとコメントが寄せられた。今後も1球、1球から目が離せない。