大学野球選手権の決勝は「上武大vs亜大」 9年前と同じ顔合わせ…悲願かけ12日激突

東日本国際大との接戦を制して決勝進出を決めた亜細亜大ナイン【写真:中戸川知世】
東日本国際大との接戦を制して決勝進出を決めた亜細亜大ナイン【写真:中戸川知世】

上武大は佛教大に完封勝ち、亜大は東日本国際大との接戦制す

 全日本大学野球選手権の準決勝2試合が11日に神宮球場で行われ、決勝のカードが上武大-亜細亜大に決まった。上武大は2013年以来9年ぶり、亜大は2002年以来20年ぶりとなる優勝をかけ、12日に激突する。

 準決勝の第1試合は上武大が佛教大に5-0で勝利。6回まで佛教大の先発・山本奨人投手に3安打無得点に抑えられるも、7回に島村大樹内野手(3年)がソロを放って、試合の主導権を握った。島村は8回にも2死満塁から走者一掃の中越え3点適時打を放つなど、2安打4打点と気を吐いた。

 第2試合は亜大が東日本国際大を3-1で下した。初回に藤江亮太内野手(4年)のソロで先制。2回に東日本国際大の上崎彰吾外野手(4年)に大会新記録となる今大会4本目の同点ソロを許したが、3回と7回にも藤江の犠飛で得点し、接戦を制した。

 上武大と亜大の決勝は、2013年の第62回大会決勝と同じ顔合わせ。その試合では上武大が、山崎康晃投手や嶺井博希捕手(ともに現DeNA)らを擁する亜大に6-5で競り勝ち、優勝している。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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