最速170キロ大学生、ほぼ2球に1球が“163キロ超” 打者は絶望の空振り連発

テネシー大学のベン・ジョイス【写真:Getty Images】
テネシー大学のベン・ジョイス【写真:Getty Images】

テネシー大の右腕ベン・ジョイス、計64球のうち29球が101マイル超え

 最速170キロを誇る大学生投手が驚異の“馬力”の持ち主でもあると、日本にもファンが多い「ピッチング・ニンジャ」こと投球分析家のロブ・フリードマン氏が注目している。米のテネシー大3年生のベン・ジョイス投手は、10日(日本時間11日)に行われたノートルダム大戦で計64球を投げ、実に29球が101マイル(約163キロ)超え。ほぼ2球に1球が超速球という衝撃だ。

 4回途中から3番手として登板したジョイスは、3回1/3を投げて2安打5奪三振で無失点。傑出していたのは、全く衰えないスピードボールだった。7回2死一、二塁のピンチで、この日の62球目に投じた速球も101マイル(約163キロ)を計測していた。

 フリードマン氏も次々と投げ込まれる剛速球を自身のツイッターで紹介。ノートルダム大の打者たちは絶望の空振りを連発。なんとかバットに当たってもほとんど前に飛んでいなかった。唸りを上げる稲妻ボールはどこまで進化するのか、今後も目が離せない。

【実際の映像】打者は絶望の空振りを連発…ベン・ジョイスが驚異の剛速球を連発

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