阪神の「Aクラス入りは十分に可能」 一気に借金半減、球団OBは上位進出に太鼓判

阪神・佐藤輝明(左)と大山悠輔【写真:荒川祐史】
阪神・佐藤輝明(左)と大山悠輔【写真:荒川祐史】

佐藤輝、大山の復調「リーグ再開後もこういった戦いを続けていければセ・リーグも面白くなる」

 打線の中軸を担う佐藤輝、大山の復調が何よりも大きい。佐藤輝は11日のオリックス戦、8回にエース山本由伸から2点三塁打を放ち19打席ぶりの安打をマーク。そして、この日は特大の一発を含む3安打6打点の大暴れ。「今までは甘く入ってきたボールをミスショットしていたが、この2日間はパを代表する投手からしっかり捉えられた。最後にホームランで締められたのも、次につながるのではないでしょうか」と野口氏。

 交流戦で12球団最多の7本塁打を放った大山も好調をキープしている。第1打席で二飛、第2打席で中飛と変化球で打ち取られたが、第3打席は甘く入ったチェンジアップを逃さず、逆方向に運び貴重な適時打とした。試合の流れを呼ぶ一打を放ってきた主砲に「やられていた変化球を追い込まれた中でも捉えた。良いところで1本が出たのは大きい。状態も落ちているわけじゃない」と評価した。

 投手陣は青柳、西勇、伊藤将、ウィルカーソン、ガンケル、西純が安定し、中継ぎ陣も疲労回復のため抹消された湯浅が戻れば盤石の布陣だ。チーム防御率は首位のヤクルトを上回る2.65をマークしており、リーグ再開後も打線が状態を上げていけば、上位は十分に狙える。

「あとは得点能力という意味で下位打線がどれだけ頑張れるか。佐藤輝、大山におんぶにだっこではダメ。元々のストロングポイントだった投手陣の踏ん張りは大きい。リーグ再開後もこういった戦いを続けていければセ・リーグも面白くなるはずです」

 3位広島とのゲーム差はわずか「2」。交流戦で息を吹き返した猛虎が、勢いそのまま6月反攻となるか注目だ。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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