4人が絡んだ球回しが「完全な狂乱」 打者走者刺した8-3-7-5は「なんじゃこりゃ」
中前打を放った打者を三塁でアウトに、8-3-7-5とボールが回った
米大学野球で“珍プレー”が生まれた。走者なしで放たれたセンター前ヒット。打球を捕球したセンターが、オーバランした打者走者を刺そうとして一塁に送球し、大混乱が始まった。ファーストからレフトを“経由”してサードにボールが渡り、打者走者をアウトにしたプレーに「完全な狂乱状態」「なんじゃこりゃ」とファンから声が上がった。
12日(日本時間13日)に行われたテネシー大対ノートルダム大で珍プレーが生まれた。ノートルダム大の先頭打者、ジャレッド・ミラーがセンター前に転がし、二塁をうかがう。センターが一塁に返球すると、ミラーは二塁を狙った。ここでファーストが二塁へ悪送球。ミラーはさらに三塁を狙ったが、悪送球を捕球したレフトが三塁に送球してアウトにした。「8-3-7-5」とボールが渡った“狂乱”のサーカスプレー。誰にも失策はつかず、ミラーには中前打と走塁死が記録された。
ブレーブスなどで投手として活躍したピーター・モイラン氏が司会者を務めるポッドキャスト番組「ファーム・トゥ・フェイム」と米大学野球専門ポッドキャスト番組「11ポイント7」は公式ツイッターにそれぞれ「この1つのサーカスプレーの中に、あなたが想像しうる全ての野球の要素が入っている」「なんという一連の出来事だ」と添えて動画を投稿。「計画通り……これどうやってスコアつけるの?笑」「スコアシートはどんな感じになるんだろう?」「5Dのチェスをしている」「酷い判断」とコメントが寄せられた。