山川も動揺した「球場がざわつく瞬間」 バタつく“超魔球”は「あんまり見ない」
キング独走の主砲を抑えるためにあの手この手「これはえぐい」
■西武 3ー2 オリックス(19日・ベルーナドーム)
西武の山川穂高内野手が19日、不意打ちすぎる“超魔球”にあからさまな動揺を見せた。ベルーナドームでのオリックス戦。予期していなかった山なりボールに、本塁打キング独走の主砲も足をバタバタ。豪快に空振って苦笑いを浮かべた場面に、ファンは「空振りして笑っちゃう山川素敵」「スローカーブで球場がざわつく瞬間好き」と注目した。
21本塁打と量産する大砲を抑えるためには、相手バッテリーもあの手この手……。2回先頭で、山川が第1打席を迎えた場面だった。オリックスの先発・山崎福は、1ストライクからの2球目にスローカーブ。まさかの85キロに、タイミングを外された山川は足をバタつかせ空振り。打席を外して力なく笑った。
オリックスにとっては作戦が奏功し、空振り三振に。しかし、4回の第2打席に適時二塁打を浴び、試合にも敗れた。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeは、この珍しい場面に注目。ファンからは「あんまり見ないからなんか珍しい気がする」「こんなのいきなり投げられたら待てないよ」「これはえぐい」などとコメントが寄せられていた。