新庄監督、3連敗借金14も「流れ変わるでしょう！」　次戦は地方球場で心機一転

先発の上原健太がいきなり3失点、反撃も及ばず…

■ロッテ 4ー2 日本ハム（19日・札幌ドーム）

　日本ハムは19日、札幌ドームで行われたロッテ戦に2-4で敗れこのカード3連敗。借金は今季ワーストに並ぶ「14」となった。先発した上原健太投手が初回に3点を失い、打線は3回に石川亮の適時打、8回に代打・ヌニエスの2号ソロで1点ずつを奪ったものの及ばなかった。

　上原は初回、先頭の荻野に左越二塁打、高部の投前への送りバントを捕手との“お見合い”で内野安打とし無死一、三塁のピンチ。ここで中村奨の右犠飛で先制され、さらに山口の中前適時打、安田の右中間への適時二塁打と畳みかけられた。いきなり3点を追う立場となった。

　打線は前日とは大幅に組み換え、同じ打順で出場した選手は3番の清宮と4番の野村だけ。3回に先頭の中島が左前打、松本剛の犠打で1死二塁とし、石川亮が中前に抜ける適時打を放った。

　4回には先頭の野村が中前打で出塁。2死二塁から杉谷が中前打を放ち野村が本塁突入したが、高部からの好返球でアウトに。一方で6回には1死から清宮が二塁内野安打で出塁、続く野村は右中間へ二塁打を放ったものの本塁突入を自重。後続のアルカンタラと今川が凡退し得点できなかった。

　新庄監督は広報を通じて「ドーム球場から地方球場になるので流れも変わるでしょう！」とコメント。21日からは、秋田と岩手での楽天2連戦。「秋田の方に楽しいゲームを見せられるようにします！」と早くも次戦を見据えていた。

（Full-Count編集部）