中日・根尾昂が投手登録に NPBが公示、3月に内野→外野、超異例2度目の変更

中日・根尾昂【写真:荒川祐史】
中日・根尾昂【写真:荒川祐史】

今季すでに3試合に登板し2回1/3を無失点

 日本野球機構は21日、中日の根尾昂外野手の守備位置登録を「投手」に変更すると公示した。2019年ドラフト1位で遊撃手としてプロ入り。今年3月に外野手登録に変更されていたが、短期間で超異例となる2度目の変更だ。

 大阪桐蔭高時代は投手と遊撃手で甲子園春夏連覇を達成。中日では昨季までに二塁、遊撃、外野を守っていた。外野手登録となってスタートしたプロ4年目の今季は、野手登録ながら5月21日の広島戦で始めて登板して1回を1安打無失点に封じると、29日オリックス戦でもマウンドに上がって1回1安打無失点だった。

 すでに15日からは投手として練習に参加。球団公式YouTubeではブルペンで投球練習などを行なっていた。リーグ戦が再開した17日以降は、登録こそ外野手のままながら、実際には投手としてベンチ入り。19日の巨人戦では9回2死からリリーフ。最速151キロを記録し、岡本和真から空振り三振を奪う剛腕ぶりを見せていた。

 今季はここまで野手として27試合に出場し打率.205、0本塁打4打点。投手としては3試合に登板し2回1/3を投げ2安打無失点、1奪三振、防御率0.00の成績を残している。

(Full-Count編集部)

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