試合開始20秒で疑惑の判定… ボール2個分外れる一投に解説も苦笑い「見て下さい」
解説も目がテン「この球を1日中投げられたら、困り果てますよ」
■ブレーブス 6ー0 カブス(日本時間20日・シカゴ)
試合開始からわずか20秒で起きた“誤審疑惑”に、解説者も思わず失笑した。19日(日本時間20日)に行われたブレーブス-カブス戦が始まってからの2球目。ボール2個分は外れていそうな投球に対し、球審は迷わずストライクをコールした。
初回先頭でブレーブスのロナルド・アクーニャJr.に対し、カブスの先発カイル・ヘンドリクスが投じた2球目だった。86マイル(約138キロ)の変化球は内角に外れ、アクーニャJr.もバットを止めた。しかし、球審は力強くストライクをコール。この打席は4球目のチェンジアップで空振り三振となった。
米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」は、ツイッターで問題の場面を紹介。ブレーブスの地元放送局「バリースポーツ・サウスイースト」で解説を務めるブライアン・ジョーダン氏は「この球を見てください。内側に入りすぎてます。この球を1日中投げられたら、困り果てますよ(苦笑)」と目をまん丸にした。
日本のプロ野球でも判定を巡って物議を醸すこともあるが、審判も人間。試合が始まったばかりで目が慣れていなかったのか、いきなり飛びだした疑惑の判定だった。