大谷翔平の8打点で「誰もが脇役に甘んじた」 勝った敵軍地元紙も“主役”に認定

ロイヤルズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ロイヤルズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB公式「苦しむエンゼルスにとっては十分ではなかった」

■ロイヤルズ 12ー11 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が21日(日本時間22日)、本拠地でのロイヤルズ戦で2本塁打を放つなどキャリア最多の8打点と大暴れした。チームは延長11回の末に敗れたものの、この試合の“主役”は紛れもなく大谷だった。ロイヤルズの地元紙「カンザスシティ・スター」も「誰もがショウヘイ・オオタニの自然の力の前には脇役に甘んじた」と認めるしかなかった。

 6回に追撃の14号3ランを放ち、さらに3点ビハインドで迎えた9回1死一、二塁では同点の15号3ラン。勝利には導けなかったが、2点を勝ち越された直後の延長11回には犠飛も放った。1試合8打点はキャリア最多で、メジャーでの日本人選手初となった。

 地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は、明るい兆しとして大谷の2本塁打に着目。この日の来場者は2万189人と発表され、空席も目立っていたが「払ったお金に見合う試合をみることができた」と言及した。

 ただ、大谷自身も最も欲しているのはチームの勝利。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「これはエンゼルスが求めていたオフェンスだったが、それでも苦しむブルペンを克服できなかった」と強調。MLB公式サイトも「苦しむエンゼルスにとっては、それが十分ではなかった」綴った。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY