「いきなり出てくる」魔球に清宮は絶望の空振り…楽天左腕は「全盛期の杉内と重なる」
鈴木翔天は同点の1死一、二塁で淺間、清宮を三振に仕留めた
■楽天 6ー3 日本ハム(22日・盛岡)
楽天の大卒4年目左腕・鈴木翔天投手が22日に盛岡で行われた日本ハム戦に3番手で登板。淺間、清宮を連続三振に仕留めてピンチを脱し、9回サヨナラ勝利につなげた。キレある速球とスライダーにファンも注目。「全盛期の杉内と重なる」「岩瀬の出始めを彷彿させてる感がある」と往年の名左腕になぞらえる声もあがった。
鈴木翔は8回、3-3の同点に追いつかれなおも1死一、二塁でマウンドへ。まず淺間を147キロ速球で見逃し三振、そして清宮を133キロのスライダーで空振り三振に仕留めてピンチを脱した。
計13球を投じ、最速150キロを計測した速球と、切れ味鋭いスライダーの2種類で2人をなで斬りに。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeは【圧巻2K】鈴木翔天『完全なる火消し』」とのタイトルで動画を投稿。ファンは「キレがすごい。いきなり出てくる球」「彼の真っ直ぐ18.44がすごい近く感じる」「タイミングとりづらそう」と声を寄せた。