大谷翔平、メジャー自己最多タイ12奪三振 7回2安打無失点に雄叫び連発、6勝目の権利
打撃では3回の二塁内野安打で3試合連続安打、2四球と合わせて3出塁
■エンゼルス ー ロイヤルズ(日本時間23日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場し、奪三振ショーを見せた。初回に通算300奪三振をマークし、7回までメジャー最多タイ12奪三振、2安打無失点に抑えた。フォーシームの最速は99.9マイル(約160.8キロ)。5回の攻撃で4番の新人マキノンが先制犠飛を放ち、今季6勝目の権利が生まれた。
奪三振ショーとなった。初回、先頭・メリフィールド、ベニンテンディの連打で無死一、二塁のピンチを招いた。ここでウィットJr.を空振り三振を奪って300奪三振をマーク。244回1/3での到達は日本投手ではダルビッシュ(現パドレス)の242回1/3に次いで歴代2位のスピード記録となった。
2回、4回と3者連続奪三振。5回1死ではイスベルから見逃し三振を奪い、今季4度目の2桁奪三振に到達した。6回1死一塁ではベニンテンディの二ゴロ併殺打で雄叫びをあげてガッツポーズを作った。7回2死ではドジャーから12三振を奪い、4月20日(同21日)の敵地アストロズ戦、2018年4月8日(同9日)の本拠地アスレチックス戦に並ぶメジャー自己最多タイとなった。
3回の第2打席では二塁内野安打で3試合連続安打をマークした。初回、5回の打席では四球で出塁。チームは2連敗中。連敗ストッパーとなるか。