ジャッジが今季25.6億円でヤンキースと合意 年俸調停を回避、MVPの出来高も
開幕前に7年の契約延長を提示されるも合意せず
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が24日(日本時間25日)、年俸1900万ドル(約25億6800万円)で今季の1年契約に合意したと、複数の米メディアが伝えた。MLB公式サイトによると、年俸調停は回避し、ア・リーグMVP選出で25万ドル(約3300万円)、ワールドシリーズMVPで25万ドル(同)の出来高が付く契約だという。
開幕前にヤンキース側は7年2億1350万ドル(約288億円)と、今季の年俸1700万ドル(約23億円)を合わせて総額2億3000万ドル(約310億円)に上る超大型契約を提示するも合意せず。ジャッジ側は2100万ドル(約28億円)を希望しているとされ、「チームは(年俸調停を)望んでいるとは思わない。とにかく片付けないといけないことだし、しっかり対応して先に進むだけさ」と語っていた。
ジャッジは今季ここまでメジャートップの27本塁打をマークし、ア・リーグ東地区首位に立つヤンキースの快進撃を牽引。23日(同24日)には9回に劇的なサヨナラ打を放っていた。年俸調停は通常オフに行われるが、ロックアウトの影響もあり、ジャッジは年俸が決まらないままシーズンに入っていた。
(Full-Count編集部)