全く垂れない“爆肩送球”が「信じられない」 本塁5m前で悠々アウトの「レーザー」
ひたすら伸び続ける元巨人ガルシアの放った異次元送球
■ナショナルズ 2ー1 レンジャーズ(日本時間25日・テキサス)
かつて巨人にも所属したレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手が炸裂させた“爆烈送球”が球場を沸かせた。体勢を崩しながらも自慢の強肩を発動し、走者を本塁ベース5メートル手前で仕留める補殺に「信じられないキャノン」「レーザー」と驚きの声が巻き起こっている。
24日(日本時間25日)に本拠地で行われたナショナルズ戦、両軍無得点で迎えた4回1死一、二塁の場面だった。打席に立ったナショナルズのルイーズが二遊間を破った打球が中前に達する安打となり、中堅手のガルシアは打球にチャージ。捕球すると横に流れながらもワンステップした状態から腕を振り抜いた。送球は本塁目がけてグングン伸びると捕手のミットに収まり、二走のクルーズを悠々仕留めた。
レンジャーズの公式ツイッターが、この圧倒的な送球をツイッターで公開すると、魅了されたファンが続出した。さらに「(走者は)非常にまずい選択だ」「(捕手の)ハイム史上最も楽勝なタッチ」と、クルーズを本塁に突入させたナショナルズ側の選択に疑問を持つ声も上がった。1点を追って迎えた6回には14号同点ソロを放ち、好守で躍動したガルシア。試合には敗れたものの、強烈なインパクトを残した。