「僕はファンに謝罪する」死球受け激高、大乱闘の“当事者”が侮蔑行為を陳謝
退場となったウィンカーはベンチに引き上げる際に両手を突き上げた
■エンゼルス 2ー1 マリナーズ(日本時間27日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・指名打者」で出場した26日(日本時間27日)の本拠地マリナーズ戦で“大乱闘”が勃発。計8人が退場処分を受ける事態となった。2回に死球を受け、乱闘の“引き金”となり、退場処分を受けたマリナーズのジェシー・ウィンカー外野手は「唯一僕が謝ろうと思うことは、ファンに向かって中指を立てたこと」と謝罪した。
エンゼルスの先発・ワンツが初回、フリオ・ロドリゲスの背中側を通るボールを投げたことで“警告試合”に。不穏な雰囲気の中、2回先頭で打席に入ったウィンカーは臀部付近に死球を受けた。この1球が引き金となり両軍選手が入り乱れての大乱闘に。ウィンカーは両手中指を立ててベンチに下がった。
ウィンカーは試合後、「彼ら(エンゼルス)は、フリオ(・ロドリゲス)の頭部付近に投げていた」とし、死球については「驚きはしなかった」と振り返った。さらに「退場は審判の判定でそうなった」とした上で「唯一僕が謝ろうと思うことは、ファンに中指を立てたこと。それだけだよ。お金を払って試合を見に来ている。だからあの仕打ちは彼らに対して相応しくなかった。僕はファンに謝罪する」と反省していた。