大乱闘で衝撃の左手“突っ張り” ギプスつけた330億円男の「インパクトある打撃」
故障離脱中のエ軍レンドンが乱闘に参戦、左手で“突っ張り”を繰り出した
■エンゼルス 2ー1 マリナーズ(日本時間27日・アナハイム)
8人の退場者が出たエンゼルスとマリナーズの“乱闘劇”。その中に、右手首の手術を受けて今季中の復帰が絶望となったアンソニー・レンドン内野手もいた。死球を受けて激高したマリナーズのジェシー・ウィンカー外野手に対し、右手にギプスをつけたレンドンは左手一本で応戦。ファンは「レンドンのエンゼルスでのキャリアの最大の見どころ」などと皮肉交じりのコメントを寄せている。
エンゼルスタジアムで26日(日本時間27日)に行われた試合で、エンゼルスの先発アンドリュー・ワンツが2回にウィンカーに死球を与えたことで勃発した乱闘劇。鬼の形相でエンゼルス側の三塁ベンチに歩を進めるウィンカーに、レンドンが応戦した。右手はギプスで固定されており、左手の平で張り手をウィンカーに繰り出している。
2019年オフに7年総額2億4500万ドル(約330億円)でエンゼルス入団も、故障が続くレンドンの“参戦”を米メディアはSNSで伝えた。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「アンソニー・レンドン、ギプスをしている状態ながら(味方選手を)守る」と綴り、米メディア「NBCスポーツ」のDJ・ショート氏は「レンドン、素手でいいプレー」と記している。また、ファンからは「彼がどちらの手を使ってでも今季グラウンド上でしてくれる最後のこと……」「エンゼルス入りしてから彼がしてくれた一番すばらしいこと」「エンゼルスでの最もインパクトのある打撃」とコメントが並んだ。