エ軍“代行の代行”監督で2連勝　非常事態にも動じず「先に進んでいかないと」

前日の大乱闘の処分で、ネビン監督代行は10試合の出場停止

■エンゼルス 4ー3 Wソックス（日本時間28日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が27日（日本時間28日）、本拠地で行われたホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で出場。2試合ぶりの安打を放つなど3打数1安打だった。フィル・ネビン監督代行が出場停止となり、代わりに指揮を執ったベンチコーチのレイ・モンゴメリー“監督代行の代行”のもと、チームは4-3で勝利した。

　モンゴメリーコーチは、ネビン監督代行と試合中に直接コミュニケーションが取れない現状にも「彼が監督代行となってから、選手たちと本当にいい関係を築いている。彼の思いがどこにあるか、選手たちは理解していると私は思っている」とチーム力に自信。「MLBは正しいと思ったことをしたまで。我々はただ先に進んでいかないと、ということ」と力強かった。

　前日26日（同27日）のマリナーズ戦で起きた大乱闘の処分で、ネビン監督代行は10試合の出場停止。ワンツが3試合の出場停止となるなど、両軍計12人に処分が下された。

（盆子原浩二 / Koji Bonkobara）