無回転で51センチ曲がった不思議な軌道 ヒラヒラ舞ったナックルが「すごっ」「エグイ」
内野手のクレメントが9回に登板、89キロのナックルを披露した
■ツインズ 11ー1 ガーディアンズ(日本時間28日・クリーブランド)
大差を付けられた試合で、内野手が9回にメジャー初登板。約51センチも変化したナックルを投じて話題を呼んでいる。ファンからは「恋しちゃった」「エグイ」「打てない」と驚きの声が上がった。
ガーディアンズのアーニー・クレメントは27日(日本時間28日)に本拠地で行われたツインズ戦の7回に代走で出場し、そのまま三塁の守備へ。9点差を付けられた9回にマウンドに上がり、1イニングで4安打2失点の成績を残した。注目を集めたのは1死二、三塁でジオ・ウルシェラに投じた55.2マイル(約89キロ)のナックル。ヒラヒラと舞ったボールは急激に変化してウルシェラの背後を通過した。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られるロブ・フリードマン氏は自身のツイッターにスロー映像を投稿。「アーニー・クレメント ナックルボール。89RPMs(回転数)…20インチ(約50.8センチ)の変化」と説明を添えている。野手が投じた摩訶不思議な一球に、ファンは「エリート投手」「これは、これまでで最高のものかもしれない」「彼はマウンドでエグい」「すごっ」とコメントを寄せた。