大谷翔平、スプリット以外の魔球が“エグい球ランク”入り「打者にとっての悪夢」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「ピッチング・ニンジャ」選出の“先週のエグい球”でランクイン

 エンゼルスの大谷翔平投手はここまで6勝を挙げ、マウンドで頼もしい姿を見せている。好投を支えるのは、剛速球や落差のあるスプリットだけではない。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が選出した「先週のエグい球」の上位5つに、スライダーがランクイン。米メディア「FOXスポーツ」が紹介している。

 大谷は前回22日(日本時間23日)のロイヤルズ戦で、自己最多の13奪三振で今季6勝目。曲がりながら落ちていくスライダーは、打者をきりきり舞いにさせた。記事でも「私たちの大部分はショウヘイのスプリットと速球のことは知っているが、この打つのが不可能なスライダーが、13三振を奪った登板の中で私のお気に入りの球だ」と絶賛。「水平方向、垂直方向両方への変化は打者にとっての悪夢となる」と述べている。

 4日のレッドソックス戦から自身3連勝中。登板が予定される29日(同30日)のホワイトソックス戦で6月4連勝を狙う。“もうひとつの魔球”スライダーをどう効果的に使うのか、注目される。

 今回のランキングで、大谷は4位。1位はヤンキースのクレイ・ホームズが投じる98マイル(約157.7キロ)のシンカー、2位はツインズのヨアン・デュランが誇る100マイル(約160.9キロ)のスプリンカー(スプリットとシンカーの間)だった。

(Full-Count編集部)

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