逆転2ランは“イチロー超え”の通算119本塁打 オリ主砲が感じた復調の気配とは?

全ての打撃タイトル争いは「最後まで諦めずにいきたい」

 チームを勝利に導いた一発は通算119本塁打。偉大な先輩・イチローはオリックス在籍9年間でNPB通算118本塁打を放っており、7年目の吉田正は“イチロー超え”となったが「ホント、まだまだ積み重ねだと思います。長打も打てて、ヒットも打てるのが自分の理想」と苦笑い。

 それでも、全ての打撃タイトルで1番を目標に掲げる男は「全部のタイトル争いをしたい、と言いながらも差はだいぶ開いていますが。最後まで諦めない。1打席1打席を無駄にしないことが一番」と、ここからの巻き返しを口にした。

 パ・リーグは首位・ソフトバンクから5位・オリックスまで5.5差と大混戦が続いている。まだ規定打席には届かないが打率も3割に復帰。シーズン序盤は新型コロナ、故障で泣かされた背番号「7」が大まくりを見せる。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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