大谷翔平は「球界で最も支配的」 6回途中11Kの“無双投球”に称賛の嵐「FAなら10年683億円」
大谷は5回2/3を108球11K無失点、今季奪三振を3桁に乗せた
■エンゼルス ー Wソックス(日本時間30日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたホワイトソックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。6回途中まで毎回の11奪三振5安打無失点と好投し、今季7勝目(4敗)をあげた。フォーシームは今季最速タイ101.0マイル(約162.5キロ)をマークした。今季奪三振を101とし、連続無失点を21イニングに伸ばした右腕の投球を米メディアは「サイ・ヤング賞を受賞するかもしれない」などと称賛した。
大谷は初回の2死二、三塁、4回の2死満塁のピンチを三振で切り抜けるなど、毎回の11奪三振。5回2/3を108球、6回2死一塁の場面で降板した。無双投球を続ける大谷を米メディアもツイッターを通じて大絶賛。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のマイケル・サルフィーノ記者は「オオタニはサイ・ヤング賞を受賞できるかもしれない」と呟き、米ファンタジースポーツ会社「ドラフトキングス」は「ショウヘイ・オオタニは非現実的だ」と称えた。
米スポーツブック会社「ファンデュエル・スポーツブック」は「これはオオタニの世界、私たちはそこに住まわれてもらっているだけ」とし、米メディア「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「球界で最も支配的な投手の1人で、かつ年間40本塁打打てる。私は彼が現実のものだと信じられない」と綴った。
また、元ヤンキースのゲイリー・シェフィールド氏の息子で、MLB関連のポッドキャスト番組で活躍するゲイリー・シェフィールドJr.氏は「エンゼルスがオオタニをFAにさせることがあれば、10年5億ドル(約683億円)あたりの契約を得るだろう。彼は打てるエースだ。現実のものじゃない」と綴った。
(Full-Count編集部)