大谷翔平は「見事で鮮やか」 好調持続の投球を敵軍放送局も称賛「これで4試合連続」
6回途中降板にエ軍放送局「ファンはオオタニの続投を望んでいます」
■エンゼルス 4ー1 Wソックス(日本時間30日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地・ホワイトソックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。6回途中まで毎回11奪三振5安打無失点と好投し、4連勝で今季7勝目(4敗)を挙げた。108球を投げ、6回2死一塁でマウンドを降りた大谷に敵軍放送局も脱帽。「見事で鮮やかなピッチングでした」と称えた。
6月9日(同10日)の本拠地レッドソックス戦の6回からスコアボードに0を並べる大谷。無失点はこの日も続いた。初回に2死二、三塁や4回の2死満塁のピンチも三振で切り抜け、6回2死一塁で降板。ホワイトソックス向けの放送をする「NBCスポーツ・シカゴ」で解説を務めるスティーブ・ストーン氏は「これで降板ですね。今日もまた見事で鮮やかなピッチングでした。これで4試合連続(の好投)です。ピッチングを大いに評価するファンたちからスタンディングオベーションが送られます」と称え、実況のジェイソン・べネッティ氏は「マウンドに置いたボールがオオタニについていこうと転がっていきましたが、ファンの歓声がボールに代わって彼をダグアウトへと送ります」と伝えた。
エンゼルス向けの放送局「バリースポーツ・ウエスト」で解説を務めたマーク・グビザ氏は6回1死一塁でシーツを三振に仕留めた1球を「フリスビー・スライダーでした」と絶賛。「ファンはオオタニの続投を望んでいます。ボールをレイ・モンゴメリーに渡して、スタンディングオベーションを受けます」と語っていた。