中日・根尾昂がプロ初ホールド 阪神戦で1/3回無失点、151キロ直球で近本封じる
初めてリードしている場面の登板で結果
■中日 3ー1 阪神(1日・バンテリンドーム)
中日の根尾昂投手が1日、バンテリンドームで行われた阪神戦に登板し、プロ初ホールドを挙げた。根尾は1点リードの5回、2死一、二塁でリリーフ。近本を三ゴロに打ち取ってピンチをしのいだ。根尾がリードしている場面で登板するのは初めて。
根尾の1軍登板は6月25日の阪神戦以来、6試合目。27試合連続安打をマークしている好打者近本に対しても直球から入った。3球目、内角高めへの直球が151キロをマーク。近本はこのボールを強引に打ち三ゴロに終わった。
中日はこの試合、先発が予告されていた大野雄大投手が背中を張りを訴え登板回避。代役の藤嶋健人投手が3回を1安打無失点に封じ、その後は細切れリレーに入った。8回に7番手のロドリゲスが糸原にタイムリーを許して同点とされたものの、8回にA・マルティネスの2ラン本塁打で勝ち越し、そのまま中日が3-1で勝利した。