首傾げる“金の卵”たちが「かわいそう」 114勝左腕の“格の違い”にファン驚愕
Rソックスのセールが2Aでリハビリ登板、4回7K1失点と貫禄を示した
右肋骨の疲労骨折のため戦列を離れていたレッドソックスの左腕クリス・セール投手が30日(日本時間7月1日)、傘下2Aポートランド・シードッグスの一員としてブルージェイズ傘下2Aニューハンプシャー・フィッシャーキャッツ戦に先発。4回を投げて4安打7奪三振1失点と好投した。最多奪三振のタイトルを2度獲得した左腕が投じるキレキレ変化球に翻弄される打者に「かわいそうなマイナーリーガーたち」と同情の声が寄せられた。
開幕直前の4月4日(同5日)に負傷者リスト入りした33歳左腕が、復帰登板で貫禄を示した。2回と4回に3つのアウトを全て三振で奪うなど、2Aの打者をなで斬りに。キレキレの変化球に対してバットは空を切り、首をかしげる選手もいた。レッドソックスの地元放送局「NESN」は「リハビリ登板したレッドソックスのエースは全てが順調にいっているようだ」と伝え、MLB公式は「マウンドでの気分を楽しんだ。投げることは僕の一部。これが僕のやるべきこと」とするセールのコメントを紹介した。
2020年に左肘のトミー・ジョン手術を受けて全休。復帰した昨年5勝を挙げるも、今季再び故障に泣かされた通算114勝左腕の“復活投”にファンも注目。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られるロブ・フリードマン氏がこの試合の投球動画を自身のツイッターに投稿すると、「スライダーがいいねぇ」「まだ余裕がありそう」「セールが投げられればチームはもっと良くなる」と期待のコメントが並んだ。