新庄監督、エンドランで止まった清宮に苦言「野球をちょっと学んでほしいですね」

日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】

7回1死から清宮は中前打で出塁も、続く石井が二ゴロ併殺打

■日本ハム 2ー1 オリックス(1日・札幌ドーム)

 日本ハムの新庄剛志監督が、清宮幸太郎内野手の走塁に苦言を呈した。試合後の会見の最後、自ら切り出し「あとね、せっかくエンドランで石井君が転がしてくれて、清宮君止まったのよ。あそこは当たってもいいからいきなさいって。やっぱ野球をちょっと学んでほしいですね」と言った。

 ビッグボスが指摘したのは2-1の7回の場面だ。1死から清宮が中前打で出塁。追加点が欲しいところで、ベンチは1ボールからエンドランのサインを出した。必死にバットに当てた石井だが、打球は二塁手の正面へ。スタートを切っていた清宮の前を通過する形になり、一瞬止まるようにスピードを緩めた。清宮はアウトとなり、一塁へ転送されて石井もアウトとなった。

「エンドランの意味がなくなる。しゃがんでヘッドスライディングでもいいんだから。止まったらいかん。以上です」。結果的には勝利したが、流れを変えかねないプレーだっただけに、ビッグボスも指摘せずにはいられなかった。

(町田利衣 / Rie Machida)

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